どうも、ブログ管理人のしおりんです。
ゆるゆるなアラサー独身女子です。^^
私はほんの数年前までカサカサやザラザラな肌に悩んでいたんですが、 必死になって調べて、いろいろと試してみたの。
そしたら、少しずつ良くなったの。(^^)
ブログではお肌について色々と発信していきますね。
さて、春になって紫外線が気になる季節になりました。
紫外線対策は、バッチリですか?
ついうっかりと日焼けした経験はありませんか?
日焼けした場合は、そのあとのケアが非常に大事ですよね。
日焼けした後に、かゆみやぶつぶつなどの症状がでて、ヤッカイですよね。
日焼けのケア方法をネットで検索すると、ムヒがいいとか、オロナインがいいとかでてきます。
昔からある塗り薬なので、使えると手軽でありがたいですが、私は、日焼け後に使えるとは知りませんでした。
そこで、今回は、「日焼け後のかゆみには、ムヒが効果あるのか?それともオロナインが効果あるのか?」について、 調査しましたのでお伝えします。
日焼けの後にかゆみには身近な塗り薬は効果あるのか
暖かくなり、紫外線が強くなってきました。
紫外線が強くなってくると、日焼けが気になりますよね。
日焼けした後にかゆみの症状がでて、カクと傷になり跡に残ることもあります。
また、日焼けしたら、その後のケアが非常に大事で、怠るとシミやシワの原因になります。
世の中には、日焼け後のかゆみのケア方法は、いろいろとあります。
ネットで検索したら気になるのが、ムヒやオロナインが効果があるという記事を見かけました。
ムヒやオロナインは、昔からある馴染みの塗り薬です。
私の家の薬箱にも入っています。
身近なものが使えるのであれば有難いですが、はたして効果があるのか調べてみました。
ムヒとはこんな商品です
画像引用元:池田模範堂ホームページ商品紹介ムヒS
画像引用URL:https://www.ikedamohando.co.jp/products/insect_bite/muhi_s.html
1.特徴
ムヒは、虫刺されやかゆみ止めの塗り薬です。
強い清涼感でかゆみを鎮め、かゆみ止め成分でかゆみを抑えます。
べたつかず、白残りがないクリームです。
2.効能
効能は、かゆみ止め、虫刺され、かぶれ、湿疹、じんましん、させも、しもやけ、皮膚炎、ただれです。
3.有効成分
ムヒS
ジフェンヒドラミン塩酸、グリチルレチン酸、Lメントール、DLカンフル、インプロピルメチルフェノール
液体ムヒS2a(ムヒSの有効成分に加えて)
デキサメタゾン酢酸エステル(ステロイド剤)
ムヒアルファSⅡ(ムヒSの有効成分に加えて)
デキサメタゾン酢酸エステル(ステロイド剤)
クロタミトン
液体ムヒアルファEX(ムヒSの有効成分に加えて)
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(ステロイド剤)
ムヒアルファEX(ムヒSの有効成分に加えて)
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(ステロイド剤)
クロタミトン
4.副作用
虫刺されやかゆみ止め用のムヒ商品では、ムヒS以外はステロイド剤が入っています。
ステロイド剤は、処方箋の塗り薬と違い、入っている量は少ないですがやはり心配です。
ステロイド剤には、強さが5段階あります。
強い順に、ストロンゲスト(最強)、ベリーストロング(非常に強い)、ストロング(強い)、ミディアム(中程度)、ウィーク(弱い)です。
強さの違いは、ステロイド剤が体内に吸収される度合いのことです。
液体ムヒアルファEXとムヒアルファEXに入っている、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルは、ステロイド剤の中では、上位2番目に強いベリーストロングです。
液体ムヒS2aとムヒアルファSⅡに入っている、デキサメタゾン酢酸エステルは一番弱いウィークです。
ステロイド剤入りのムヒは、広範囲には塗らないほうがいいです。
副作用としては、主に次の2つがあります。
(1)皮膚が赤くなる
皮膚が薄くなり、皮下血管が見えますので赤く見えます。
(2)湿疹ができやすくなる
皮膚表面の免疫の働きを抑えて、雑菌が繁殖して湿疹ができやすくなります。
ステロイド剤ではないジフェンヒドラミン塩酸の副作用としては、眠気や口の渇き、だるさがあります。
オロナインとはこんな商品です
画像引用元:大塚製薬ホームページこだわりの製品オロナイン
画像引用URL:https://www.otsuka.co.jp/product/oronain/
1.特徴
オロナインは、正式名称がオロナインh軟膏で、殺菌消毒剤です。
2.効能
効能は、にきび、吹き出物、はたけ、ヤケド(軽い)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫、いんきん、たむし、しらくもです。
3.有効成分
クロルヘキシジングルコン酸塩液
4.副作用
ステロイド剤は、入っていません。
しかし、殺菌成分のクロルヘキシジングルコン酸塩液がまれに発疹がみられることがあります。
クロルヘキシジングルコン酸塩液は、手術の消毒などに使います。
オロナインh軟膏を広範囲に塗ると、皮膚に良い働きをする皮膚常在菌を死滅させる恐れがあります。
皮膚常在菌が死滅すると、細菌などにより肌荒れや感染症になりやすくなります。
日焼けのかゆみにムヒやオロナインは効果あるのか?
ムヒの製造元の池田模範堂さんとオロナインの製造元の大塚製薬さんに日焼けの効果について聞きました。
1.日焼け後のかゆみの効果
(1)ムヒ
日焼け後のかゆみには、ムヒは効果があります。
但し、日焼け後の炎症が治まったあとに皮がむけかけた時にかゆみが発生した場合です。
炎症は、ヒリヒリとして熱を持っているので、患部に清涼感の強いムヒを塗ると激しい痛みが起こる可能性があります。
(2)オロナイン
日焼け後のかゆみには、オロナインは効果はありません。
かゆみ止めの成分が入っていません。
製造元の大塚製薬さんに聞いても、効果はないとのことです。
ネット記事で、日焼け後のかゆみにオロナインが効果あると書いているのを見かけます。
おそらくオロナインの添加物にオリーブオイルやワセリンが入っているので、かゆみが治まったんだと思われます。
2.日焼けを治す効果
(1)ムヒ
日焼けを治す効果は、ムヒにはありません。
(2)オロナイン
日焼けを治す効果は、オロナインにはありません。
ネット記事では、炎症効果があると書いてあるのを見かけます。
炎症とは、日焼けした皮膚が赤くなり、ヒリヒリして発熱した状態のことです。
ネット記事には、日焼けした後に冷やしてからオロナインを塗るように書かれています。
皮膚を冷やすと、赤みや熱が治まり、オロナインの添加物のオリーブオイルやワセリンがヒリヒリ感を抑えてくれるんだと思います。
オロナインの効能にヤケド(軽い)があるので、日焼けに良いと言われています。
あくまで、日焼け後の化膿止めとして使ってください。
殺菌消毒剤であるオロナインを広範囲に塗るのは、おすすめできません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、日焼けした後のかゆみには、馴染みのあるムヒかオロナインは効果があるのか検証してみました。
ネットではいろいろと使えるようなことが書かれていたので、気になったので調べました。
わからないことは、ムヒとオロナインの製造元に聞いて確認を取りました。
説明書にない使い方をする場合は、製造元に直接聞くのがいいですね。
ムヒは、日焼け後のかゆみ止めとして効果があります。
ステロイド剤が心配な人は、ステロイド剤が入っていないムヒSを使用してください。
オロナインは、日焼け後の化膿止めとして使ってください。
尚、使用して問題がでた場合は、すぐに使用を中止してくださいね。
最後まで、お読みくださいまして、ありがとうございました。
尚、日焼け後のムヒに使用に関しましては、⇒『日焼けのかゆみにはムヒでいいの?効果的な使用法をメーカーに聞いてみた』をお届けしています。
合わせてお読みくださいね。
日焼け後のオロナインに使用に関しましては、⇒『日焼けのかゆみにはオロナインがいいの?効果はあるのかメーカーに聞いてみた』をお届けしています。
合わせてお読みくださいね。
日焼けした後の対処法については、⇒『日焼けした後にかゆみやぶつぶつの症状!その原因と効果的な対処法』でお届けしました。
正しい対処法がわかりますので、合わせてお読みくださいね。