どうも、ブログ管理人のしおりんです。
ゆるゆるなアラサー独身女子です。^^
私はほんの数年前までカサカサやザラザラな肌に悩んでいたんですが 必死になって調べて、いろいろと試してみたの。
そしたら、少しずつ良くなったの。(^^)
ブログではお肌について色々と発信していきますね。
さて、この時季、口周りは乾燥してませんか?
かつて、私は、口周りが乾燥してヒリヒリしました。
特に、食べている時に口を動かすので口周りがツッパるし、ヒリヒリして辛かったです。
悩んでいる方も非常に多いですよね。
以前、電車に乗っている時に口周りが粉吹いている人を見かけました。
そこで、今回は、口周りの乾燥はなぜ起こるのか、原因とその対策についてお伝えします。
口周りが乾燥する原因とは?
口周りの乾燥を改善するには、まずは乾燥の原因を知ることが大切です。
口周りの乾燥の原因は、次のとおりです。
1.生活習慣の乱れによる乾燥
アラサーのお肌の乾燥の原因の大半は、生活習慣の乱れによることが大きいです。
10代や20代前半に生活習慣が乱れるとアラサーになると、お肌が乾燥します。
一種の生活習慣病ですね。
生活習慣の乱れで多いのが次の2つです。
(1)食生活の乱れ
女子であれば、ダイエットの1つや2つは経験しましたよね。
誤ったダイエットして体重はある程度減ったけど、お肌が荒れた経験はありませんでしたか?
私はお肌が荒れましたよ。
私もカロリーメイトダイエットをした経験があります。
ダイエットではないですが、お昼ごはんが、ポテチ一袋だったりしたこともあります。
今思うと、バカなことをやっていました。
かなり偏った食生活をしていると必要な栄養分が不足しますので、
当然、お肌に必要な栄養素も不足しますので、お肌は乾燥します。
お肌の保湿は、皮膚の表皮の角層というところに保湿因子(ほしついんし)で保たれています。
保湿因子には、皮脂膜や天然保湿因子(NMF)、角層細胞間脂質という3つの物質があります。
食生活が乱れると、保湿因子の機能が低下してお肌は乾燥します。
(2)睡眠不足
睡眠不足もお肌には悪影響を及ぼします。
私もオールでカラオケしたり、家で遅くまでゲームしたりしてあまり寝ないことが多かったですよ。
お肌の成長のサイクルのことをターンオーバーと言います。
ターンオーバーとは、皮膚の生まれ変わる周期のことで、20代では約28日で加齢とともに遅くなります。
ターンオーバーの周期が遅れると、皮膚表面に古い角層が残って厚い層になり、皮膚が硬くなります。
ターンオーバーを保つには、成長ホルモンが影響します。
成長ホルモンは、睡眠中に分泌されるので、睡眠不足になると分泌不足となり、ターンオーバーが遅れます。
ターンオーバーが遅れると、保湿因子の角層細胞間脂質の成分の生成量を減らしてしまうことになります。
その結果、お肌の水分が低下して乾燥肌になります。
寝る子は育つですね。
ターンオーバーや乾燥肌の基礎知識は⇒『乾燥肌の基礎知識』に、もっと詳しく書いているので参考にしてくださいね。
2.口周りを擦る、コスル、こする
意外と口周りは、非常によくこすります。
モノを食べて、口周りに食べ物などがついたらティッシュで拭きますよね。
顔もゴシゴシとよく洗いますよね。
洗顔したあとは、タオルで拭きますよね。
口周りを舐めるクセがある人もたまにいます。
口は顔の中でも目の周りに次いで、皮膚が薄いです。
薄いわけですから、こすると皮膚の表皮は、削り取られます。当然、保湿機能も低下して、お肌は乾燥します。
やっかいなことに、こするという行為は、皮膚の炎症を起こします。
皮膚の表皮(一番外側の部分)にメラノサイトという色素細胞があるのですが、その色素細胞が活性化されてメラニンを増やします。その結果、お肌がくすんだり、シミができやすくなります。
口周りが乾燥を改善する効果的な対策方法とは?
口周りの乾燥の原因について理解していただけたと思いますので、
ここでは、口周りで乾燥した場合の効果的な対策をお伝えします。
1.食生活の乱れの場合
バランスの取れた食生活をおくる必要がありますが、 どのような栄養素を特に摂る必要があるのでしょうか?
乾燥肌には、三大栄養素のひとつであるタンパク質をよく摂る必要があります。
タンパク質は、20種類のアミノ酸によって構成されており、皮膚、髪の毛、爪、筋肉などを作ります。
近年、タンパク質の摂取が低下しているそうです。
ちなみに、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書によりますと、 18歳以上女性のタンパク質摂取推奨量は、1日50gだそうです。
ところで、「良質のタンパク質を摂る必要がある」って聞いたことありませんか?
良質のタンパク質とは、なんでしょうね?
タンパク質には、良質とそうでないものとがあります。
良質のタンパク質とは、人間の体内に存在するタンパク質と構造が似ていて、 体内で効率よく合成できるモノを指します。
良質のタンパク質の食品は、たまごや牛乳、チーズ、牛肉赤身、豚肉赤身、鶏むね肉、かまぼこ、あじ、いわし、のり、大豆、豆腐、納豆などです。
こういうことを書くと、タンパク質だけ摂ろうとする人がいますが、バランスの良い食生活を送ってくださいね。
2.睡眠不足の場合
原因のところで書きましたが、ターンオーバーに関係する成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。
しかし、ただ眠ればいいわけではありません。
深い眠りにつく必要があります。
深い眠りが成長ホルモンをより多く分泌されます。
深い眠りとはどういうものか?
かつて、お肌のゴールデンタイムというのがありました。
午後10時から午前2時がお肌のゴールデンタイムとされていました。
この時間に眠ると、成長ホルモンが分泌されて、お肌に良いとされてきました。
しかし、今ではお肌のゴールデンタイムとは、就寝後3、4時間に深い眠りにつくことです。
深く眠りにつく方法としては次のようなことです。
・寝る2時間前はなにも食べないこと。
・寝る1時間前は体を温めておくこと。
・寝る1時間前はゲームやPCなどをして脳を覚醒させないこと。
この3つを守れば深い眠りにつける可能性があります。
3.口周りをこすり過ぎる場合
(1)洗顔方法
・お湯は、ぬるま湯(35、36℃ぐらい)にすること。
・顔はゴシゴシと洗わずに、手のひらで押し洗いをすること。
(2)界面活性剤入り洗顔剤は使わない
界面活性剤は、タンパク質を破壊する効果がありますので、バリア機能が低下した乾燥肌にはよくありません。
そこで、私が使用しておすすめする洗顔剤は、純石けんです。
お肌にやさしく、本当にありがたい石けんです。
成分表示は、「石けん素地100%」、「カリ石けん素地」です。
純石けんは、天然のオリーブオイルなどの植物オイルや牛脂などの動物の脂に苛性(かせい)ソーダを加えて、
界面活性効果(汚れを落とす効果のこと)がでます。
純石けんを使う時は、よく泡立ててから顔につけてくださいね。
そのほうが刺激も少なくてすみますので。
「純石けんは、弱アルカリ性だけど、顔に使っていいの?」
心配は、するのはわかりますよ。
でも、安心してください。
弱アルカリ性である純石けんを使用すると、弱酸性のお肌は一時的に弱アルカリ性になります。
しかし、お肌には汗や皮脂の分泌により、しばらくすると元の弱酸性に戻ります。
(3)お肌に優しいタオル
タオルもナイロン素材ではなく、綿製品がおすすめです。
綿でも繊維が長くて、柔らかい感じの中長綿や超長綿がいいです。
私も使っていますが、柔らかくて気持ちがいいですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、口周りの乾燥についてお伝えしました。
何度もいいますが、乾燥肌の原因の大半は、食生活の乱れです。
私も乱れに乱れていました。
私は、毎日、何を食べたか手帳につけるようにしました。
そしたら、いかに自分の食生活が乱れていて、偏っているかがよくわかりました。
好きなモノばかり食べていましたからね。
食生活を見直すには、自分が何を食べたかを書き留めることをおすすめします。
今日のおさらいは、次のとおりです。
1.口周りが乾燥する原因
(1)生活習慣の乱れ
①食生活の乱れ
偏食や間違ったダイエット
②睡眠不足
あまり寝ない
(2)口周りをよくこする
ゴシゴシ洗う
2.口周りの乾燥の効果的な対策方法
(1)食生活の乱れの場合
バランスの良い食生活を心掛けること。
良質なタンパク質を摂ること。
(2)睡眠不足の場合
就寝後3、4時間に深い眠りにつくこと。
(3)口周りをよくこする場合
①洗顔方法
ゴシゴシ洗わずに押し洗いすること。
ぬるま湯(35、36℃)を使うこと。
②界面活性剤入りの洗顔剤を使わない
おすすめは、純せっけん。
③お肌に優しいタオル
タオルは、柔らかい中長綿や超長綿をしようすること。